無知は罪です
            飼い主の無知は愛犬への背任です
            愛犬の生涯やその幸せは全てあなたに委ねられているのです
ペットショップでこう言われたけど・・・・・
              本に書いてた通りにやってみたけど・・・・・
              ネットで相談してみたら・・・・・
              
              相談すればするほど勉強すればするほど、どれが本当なのかどうすればいいのかわからなくなるのが犬のしつけです。 
              
              調べるほどに様々な方法が述べられていてその挙句「あなたに合った、あなたの犬に合った方法で」と言われて、
              あれこれ試してみるのですがどれも効果がありません。しかし愛犬はあなたの実験台ではありません。
              
              いろいろな方法を試す前に、まず、なぜ色々な方法が言われるのかを知って下さい。そして、それぞれの方法の良い面と悪い面について、きちんと知って下さい。
              
              それらを勉強した上で、ご自身の望む、納得のいく方法を選択するべきなのです。言われるがままに、さまざまな方法をあれこれ試してみることは、実は最悪のことです。
              
              
              このサイトに辿り着いた方は犬のしつけに興味や疑問がある、あるいは困っているといった人が多いのではないでしょうか。 
              
              ここでは犬を家族の一員として迎え、一緒に部屋で暮らしたい初心者の方を対象として述べています。
              展覧会や競技会またはドッグスポーツを楽しみたい方には、当てはまらないことも多いので予めご了承ください。
              
              犬を溺愛したい人や、単に番犬として飼っていている人は、ここから先をお読みいただく必要はないと思います。
              
              また別頁でも述べますが、しつけの内容や方法は、環境や目的によって違います。 
              ここでは、湘南地域において一般的な家庭で求められる基本的な事柄を犬に教えることを主体としています。
              
              本校のある湘南地域というのは、東京から約50Km圏のいわゆる大都市近郊であり、戸建やマンションが多くありながらも海や山などの自然にも恵まれた地域です。旧住民と新住民がほどよく融合されており、またペット飼育可の賃貸物件も多く、中型や大型の犬であっても、室内でお飼いになる方が多くいます。 
              
              そうしたこともあり、本校のしつけや訓練の方法は、中大型犬と室内で一緒に暮らすことを標準に述べています。 
              小型犬であれば、あるいは屋外での繋留飼養であれば、それほど問題とならないことも多くありますし、また田園地域であれば、それほど気にする必要のないこともあります。
              
              そうしたことを踏まえた上で、一つの方法とご理解ください。
犬の魅力
            
人はなぜこれほどまでに犬に癒されるのでしょう。
それは犬が無償の愛をもたらしてくれるからではないでしょうか。
            それなのになぜ、一番大切な犬との信頼作りを、おやつでの取引にしてしまうのでしょうか.。
            あなたが愛犬に求めていたものは心の絆だったのではないのですか。
個人主義や成果主義によって人間関係における情が希薄になった現代社会。
家族の一員である犬との関わりまで、エサでの取引、損得の選択によるものにしてしまって本当にいいのですか?
            ほめる技術さえも持たない「しつけ商法のトレーナー」に言われるがまま、それが犬にやさしい訓練方法だなどと
思いこんでいる人がたくさんいます。商魂に踊らされるのは、もういい加減にしませんか。
人でも、犬に対してでも同じですが、相手の適性と能力に応じた処遇をすることが、思いやりだと思っています。
犬は多くの方が思っている以上に、
            高い知能、豊かな感情、卓越した身体能力を有する素晴らしい動物です。
            

            
            科学的でないことは百も承知でいえば犬は人間と心を通わせることのできる限られた動物であると信じています。
            
            これまでの人間との共存の歴史の中で培われてきた、従順性や服従心などといった素晴らしい能力に目を向けず、
馬の鼻先にニンジンをぶら下げるような方法が、本当に犬を信頼している
            方法なのでしょうか。
            
            オヤツを使って犬の食欲を、あるいはボールやオモチャを使って犬の狩猟欲を伸ばしていく方法が、家族として暮らす犬をしつける上で本当に望まれる方法なのでしょうか。
              
            たしかに、オヤツやオモチャを使えば誰もが容易に、犬に特定の行動を教え込むことができます。
              しかしそんなことよりも、どうすれば自分が犬に好かれ、信頼されるのかを知るべきです。
            
            本気で犬に向き合って、犬という動物をよく知り、犬の心を育てること。
            そうした犬と心をつなぐ努力こそが、飼い主として本当にするべきことではないのでしょうか。 
        
        
        
        
        本文は数百ページに及ぶため、
        下の写真をクリックして
        PC版をご覧ください。
        
        112.jpg)
        本当のしつけを考える